Destiny's Child 『Live in Atlanta』


デスチャ2枚目のライヴDVD。
『#1's』のおまけDVDのあたまのところで、「Coming Soon!」と紹介されて、予告編かよ!とガッカリさせられた(ちゃんと確認しなかった自分が悪い)作品が漸くリリースです。
Destiny's Child 『Live in Atlanta』
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前作の『World Tour』の出来が良かっただけに、さらに磨き上げられたパフォーマンスを期待しながらDVDをセット。しかし、日本公演では、ビヨの一人舞台だったとの話も聞く。個人的には、ビヨはソロよりもグループの中でこそ力を発揮するタイプだと思っているので、本音は期待半分、不安半分といったところ。
ステージセットは、凝っていながらもしっかりメンバーに視線がいくようになっているあたり、かなり計算された感じがする。しかも、微妙にイナタいギミックが使われているあたり、これが南部気質なのかと微笑ましくなる。衣装替えも多く、視覚的にもかなり楽しめる。
「Cater 2 U」で観客の男をステージに上げ、手玉に取るようにあしらうパフォーマンスには、その貫禄にさすが!と思う気持ちと、その色気に芯棒玉乱という気持ち、あまりにもベタなアクションに苦笑いな気持ち、ちくしょー羨ましいぞって気持ちと、いろいろ入り乱れてわけわからんです(笑)
しかし、ケリー、やりすぎだから! ビヨに拾われた男、舌をペロペロやるの止めなさいって! 気持ちは分かるけど・・・。
肝心の歌は、もうさすがとしかいいようがなく、これホントにライヴ録音なの?といいたくなるほど上手い。もちろん、差し替えも行われているだろうけど(たぶん)、アフレコは『World Tour』の時よりも控えめな印象。それだけ個々のスキルが向上しているんでしょう。恐るべし。デスチャは最先端の音作りをしているようで、ベースにあるのはオーソドックスなヴォーカルグループのマナーだから、スタジオ録音の打ち込みサウンドよりも、ライヴで生バンドをバックに歌ってるときの方がヴォーカルの魅力が活きている。だから、スタジオ盤をあまり聴かないで、ライヴ盤(DVD)ばっか見ちゃうんだよね。
ちょっと不満なのは、メドレーが多く、途中にダンサーのシークェンスなどが挟まれて、流れが細切れになっている印象が強いこと。生で見てるとすごく楽しい構成だと思うけど、DVDでじっくり見るとちょっと物足りなく思うところも。もっと歌をじっくり聴かせるパートがあってもよかったかなと思う。
さて、先にも書いたビヨの一人舞台という話だが、確かに『World Tour』の時よりもビヨをフィーチャーした構成になっているのは確かだけど、オレにはミッシェルの一人勝ちに見えた。
『World Tour』の時は遠慮がちというか、まだまだ歌もパフォーマンスも硬かったミッシェルだが、ここではビヨとケリーを立てつつも、自分が前に出る場面ではものすごい存在感を発揮するようになっている。歌も(デスチャに加入するくらいだから上手いのは分かっていたが)ここまで歌えるのか!と驚くほどの熱唱ぶり。特に、ソロ曲では、往年の大物レディソウルを思わせる正統派のパフォーマンスを披露。オーラ出てます。この急成長の加速度は、ビヨやケリーを上まるものだろう。これでミッシェルの将来は見えたね。揺らぎはないと思う。
ケリーは相変わらずの2番目キャラというか、ソロの時くらい客を煽ってないでしっかり歌いなさいっての。ちょっと余裕をかまし過ぎて油断してるかなって感じ。最もオーソドックスなソウル声をしてるんだし、歌もすごく上手いんだから、もっとケリーの歌をじっくり聴きたいと思ってるのはオレだけじゃないはず。個人的にはケリーがいちばん好きなもんで。実はルックスもいちばんいいんだし(というのは、ひいきの引き倒しか?)。すっぴんでいちばんかわいいのはケリーのはず!と言っておこう。
ビヨはちょっと不調気味。いつもの女王様オーラがあまり出ていない。グリグリのこぶしもいささか控えめ。お疲れ?
ソロになってからのビヨってどうも中途半端な印象があって。ビヨって曲やトータルでのプロデュース能力はすごいけど、こと自己演出という部分に関しては得意ではなさそう。その証拠に、「Crazy In Love」では、デスチャの一員としてのソロ・パフォーマンスではなく、独立したソロステージの世界を持ち込まなくてはいけなかったあたり、現時点での限界が見えてしまっているような気がする。
こうやって考えてみると、解散の理由がよくわかる気がする。
でもねー、解散しないで、普段はソロでやりつつ、やりたいときだけ集まるジェネシス方式(笑)でもよかったんじゃないかと。やっぱりケジメなのかな。
と、悪いことばかり書いてしまった気もしますが、それはこのクオリティーの高さがあってのこと。普通ならスタジオレコーディングやプロモクリップでこのレヴェルにたどり着けるかどうか。やっぱり並のグループじゃないですよ。
ちなみに、<TANAKA>とでっかく名前が出たことでミョーに人気のダンサーのTANAKAさんですが。日本人だと思ってる人もいるようですが、BRYAN TANAKAさん、 ハーフです。実はiPodのCFで踊っているのがこの人。向こうでもけっこう人気のある人みたいですね
コレです。知ってますよね。クリックでCFが見られます
関連盤
『Destiny's Child World Tour』『Survivor』の後のワールドツアー、オランダのアムステルダム公演を収録したもの。グループとしての勢いならこっちが上か?
『The Platinum On The Wall』
プロモクリップ集。こういうのあんま好きじゃなくって。買ってません。
『#1's』(DVD付き初回盤)
『#1's』(通常盤)
<落とされた>とはいえ、やっぱほしくなるのはDVD付き。
Beyonce 『Live At Wembley』
圧巻のソロステージ! なんだけど、デスチャに比べると何か物足りないような気も。
『#1's』の時に書いた記事はコチラ





























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